2010年9月27日月曜日

25日相場見通し 円安を好感も、欧州問題が上値を抑制

 2月の新築一戸建て住宅販売件数が前月比マイナスが4カ月連続で、1963年の統計開始以来の最低水準を更新したことが嫌気され、24日の米国株式市場は3日ぶりに反落した。また、フィッチが、ポルトガルの格付けを「AA」から「AAマイナス」へ引き下げ、見通しを「ネガティブ」としたことも嫌気された。

 一方、米5年物国債の入札が不調で、米国の中長 リネージュ2 rmt
期金利が上昇したことや、南欧の財政問題懸念から、ドルが対主要通貨に対して買われた。NY円相場は大幅に続落し、1ドル=92円25?35銭の円安になった。シカゴ日経平均先物(円建て)は10795円大証終値比55円高だった。

 確かに、ギリシャ、ポルトガルなどPIIGS諸国のソブリンリスクの高まりや、米国株の反落はマイナス要因だが、対ドルでの大幅な円
安は、本日の東京株式市場にポジティブに作用するだろう。電機?自動車株が買われ、日経平均を支えるとみている。日経平均の想定レンジは10600円?10900円程度だ。

 ただし、EUは25?26日に首脳会議を開く。この議論の行方を見極めたいとのムードも強い。このため、多くの投資家は積極的な売買を見送り、上値追いには慎重スタンスを継続する公算が大 アラド rmt
きい。結果、ボリュームは盛り上がらず、膠着感の強い相場が継続するとみている。

 外資系証券10社の寄り付き前の注文状況は、売り1440万株、買い2090万株、差引き650万株の買い越しと観測。15営業日連続の買い越し。金額(10社)は売り167億円、買い241億円のもよう。

 本日の外資系の特徴は、米国系証券、欧州系証券ともに買い越しの会
社が目立つという。セクター別では、売り:通信?銀行?証券?電機?鉄鋼?建設?食品?商社?小売?繊維など。買い:電機?自動車?保険?機械?石油?通信?精密?薬品?ゲームなど。(編集担当:佐藤弘)

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引用元:新·天上碑(Tenjouhi) 情報局